牧場視察に行ってきました

牧場に視察に行ってきました。今回お世話になったのは「茨畜連パイロットファーム 鉾田牧場」
茨城県鉾田市徳宿2779-4

餌や肥育方法などの説明を拝聴しました。

名人和牛に対するこだわりと自信がみなぎっていて、生産者の思いが伝わってきました。

▼ 牛一頭肥育分の飼料がこのタンク一杯分なんだそうです

競りの見学もさせていただきました

▼ 月一の共励会

近くで見ると牛によって肉の厚みや、さしの入り具合が全然違いました。

本日の高値。いや~高い。
しかし、今回牧場を視察してわかったことは、これだけ手間と愛情を注がれて育てられたら和牛が高いのには仕方のないこと

こんなに高い和牛を商品として取り扱わなければならない我々にとって、様々な観点からもっと和牛に向き合わなければならないと感じました。

なぜ名人和牛?

餌や肥育方法が違えば和牛の味も違って当たり前ですが、
牧場によってバラバラな銘柄牛は、同じ銘柄牛なのに味に違いが出ることは望ましくありません。

それは、1つの牧場によって銘柄牛の価値を下げる可能性だってあります。

そこで、産地にかかわらず美味しい和牛を提供するためにも、
餌や肥育方法を統一管理することで、同じ品質の和牛を生産し、生まれたのが「名人和牛」です。

 

これからは産地にかかわらず、統一管理された「味」や「品質」の同じ和牛が「銘柄牛」として認識されるべきで、消費者には本当に美味しい和牛を知ってもらい、食べてもらいたいですね。